クンニは宇宙規模の“気象観測”である。湿度(うるおい)、風向き(舌の方向)、気圧配置(その日のメンタル)がそろえば天気は晴れ、虹(二重の意味で)が出る。逆に乾季・強風・前線通過だと砂嵐で撤退だ。――そう言うと難しそうだけど、実はコツは「焦らし」と「やさしさ」と「連絡網」。以上、町内会レベルの三種の神器である。
まず“いきなり本丸”はNG。地図を見ずに城へ突っ込めば、堀に落ちるのが歴史の定説。内腿→そけい部→大陰唇→小陰唇→そして〇※(伏せ字で大人のたしなみ)と、外堀から順に「今日は平和的占領でーす」とアナウンスしながら進軍する。舌は“面”と“先”。広い所は面でなで、繊細ゾーンは先で点描。唇は世界最柔素材、軽いキスとやさしい挟みで「クッション役」を務める。
乾いた舌は紙やすり。ここ重要、テストに出る。唾液は“潤滑かつBGM”。ぴちゃ…くちゅ…と湿度のある音は、聴覚から背骨へ回り道で届く。音はやりすぎ厳禁だけど、静寂よりは“ほどよい生活音”。台所で味噌汁がコトコトいってる感じ、あれのエロ版だと思ってほしい。
テクは“意外と単純”。舌先はがちがちに尖らせない。力を抜いて“扇形”。「反応を見ながら場所を変える」――それだけで有能。人は刺激に慣れる。だからわざと外す、わざと寄り道する。オセロで四隅ばかり狙わないのと同じだ。
“手”の併用は二刀流。中(指)と外(舌)でサンドイッチ。ただし、指はピストン大会にしない。手前側へやさしく押す“じわ押し”で十分。乳首や首すじも並行して触れると、脳の通知センターが「全館点灯」する。
“パンツ越し”は序章の名手。布のもどかしさは焦らしの王者。ただ、濡れ問題とスケジュール問題があるので、帰宅ルートやお仕事事情を確認。「今日は洗濯OK?」の一言は、千のテクに勝る。
“舌入れ”は祭りの神輿。入り口で「おじゃまします」と舌先にコシをつけてちょい差し。ここは音が映える。「くちゅ…」と聞かせ、“今ここで何が起きているか”を実況中継。恥じらいと興奮は双子だ。
“吸う”はスイッチ。十分ふくらんだら、キスの延長線で“ちゅ”と軽く。いきなり掃除機は禁止。吸いながら舌先でトントン――通称“クリ〇ラ”(伏字でお送りします)。反応を見て強弱を調整。
体勢の遊びも効く。仰向けは教科書。四つん這いは動物的スイッチ。立ちクンは羞恥がスパイス。片足を台にのせてもらうと視界と角度が良くなる。どの体勢でも合言葉は「ラク?大丈夫?」。奉仕は献身であって、修行ではない。
“香りの工夫”にミント◯ブレット。清涼刺激+口内ケアの一石二鳥。ただし刺激が強い人もいるのでパッチテスト的に“まずは一粒相談”。いきなり清涼爆弾は、真冬の打ち水である。
拘束的な遊びは“安全第一・合意二重線”。合言葉、合図、合意。血流・神経・皮膚に配慮して、きつく結ばない・長時間にしない・刃物を近づけない。ロープより先に“リスクの口約束”を結ぶのがプロの流儀。
ここで健康コーナー。味や匂いに“あれ?”が続けば、性感染症のサインのことも。違和感は放置せず検査へGO。口内炎やのどの不調がある日は“今日は観光のみ”。コンドーム・デンタルダムという文明の利器も積極導入。タップ越し(上から押す・触れる)で香りや味が気になる問題を回避するのも手。
そして最大の奥義は“会話”。無言の職人より、実況するナレーター。「ここ気持ちいい?」「強さこのくらい?」「5秒焦らしてもいい?」――これらは魔法の呪文。正解は相手の中にしかない。見取り稽古より本人インタビューだ。
“長すぎ前戯問題”も会話で解決。前戯は旅の道中。ゴールの時間は共同で決める。「今日は寄り道多め」「今日は急行運転」。路線図を共有すれば、終電を逃さない。
練習法? まずはシャワーとハンドクリームで“しっとり”の感覚を舌と唇に覚えさせる。鏡の前で舌の面積と角度を確認。メトロノームでリズム練、音は“小→中→休む→小”。スポーツや楽器と同じで、フォームは裏切らない。
最後に結論。クンニは“舌の芸”ではなく“心の礼”。やり方は十人十舌(どや)。焦らしは思いやり、音は合図、会話は羅針盤。相手が「今日のわたし」を安心して委ねられたなら、それが優勝だ。テクはその副賞。さあ、舌先をやわらかく、心はもっとやわらかく。今夜も天気予報は“のち快晴、ところにより虹”。