目次
0) 事前合意のミニチェック
●境界線の確認:OK/様子見/NGを3列で共有(例:道具・時間帯・見せ方・録音/録画の可否)。
●合図:
○セーフワード(停止):「レッド」
○減速(弱めて/休憩):「イエロー」
○続行OK(このまま):「グリーン」
●後始末の合意:片付け・水分補給・感想時間の確保(5〜10分)。
1) 流れ(導入→本編→クールダウン)
1.導入(2–3分)
○目的を共有:「今日は“声で導く”を試そう。無理はしないでね」
○リラックス誘導:呼吸合わせ(4拍吸う→6拍吐く)を一緒に。
2.本編(5–15分)
○ループは 観察 → 反映 → 提案 → 確認。
■観察:「表情/呼吸/言葉数」を見る
■反映:「今の様子を短く言語化」
■提案:「AかBの二択で“選ばせる”」
■確認:「強さ/速さ/間の3点のみ確認」
3.クールダウン(2–5分)
○体勢を楽に→深呼吸→温かい飲み物。
○よかった点を具体にフィードバック(“上手/最高”ではなく“○○の間の取り方が心地よかった”)。
2) 非露骨で使える“声かけの型”16フレーズ
※特定の部位・動作名を直接言わず、「強さ/速さ/範囲/角度/間」で案内すると安全で伝わりやすい。
行動をやさしく案内する
1.「いま触れているところをゆっくりにしてみようか」
2.「強さを半分にして、呼吸に合わせて動かしてみて」
3.「円を描くみたいに、小さめ→少し大きめ、どう?」
4.「10数え終わるまでそのままキープ。数えるね」
様子を実況して安心させる
5.「呼吸がさっきより深くなってるよ」
6.「肩の力が抜けてきたの、いい感じ」
7.「その動き、今の速さが合ってるみたい」
8.「顔色が柔らいできた。続けられそう?」
褒めて自己効力感を上げる
9.「自分のペースを守れてるの、すごくいい」
10.「いまの選び方、とても上手だったよ」
11.「合図を出してくれたの助かる。続きやすいね」
12.「間の取り方が心地よかった。もう一回その感じで」
Sトーンでも配慮を残す(合意前提)
13.「僕のカウントで動きを合わせて。いいね?」
14.「迷ったら止まらず、さっきの速さを維持」
15.「視線だけこちらに。そう、今は“待つ”」
16.「言葉で合図して。続ける/弱める/止める、どれ?」
3) 対面/非対面の工夫
●対面:明るさは“輪郭が読める程度”。鏡越しは自己観察に効く。音は声>BGMが主役。
●通話/ボイスメモ:環境音を減らし、マイクから拳一つ分の距離。文章より短文+間を重視。
●テキスト:一度に1指示。箇条書き+タイムスタンプ(例:「00:00 呼吸合わせ」「00:30 強さ半分」)。
4) 初心者は“焦らし”一本でOK(安全で失敗しにくい)
●ルール:強さは“弱/中のみ”、30–60秒で小休止、二択で進行。
●ミニ台本(非露骨)
○「00:00 目を閉じて、4で吸って6で吐く」
○「00:30 さっきの動き、半分の速さで10数えるまで」
○「01:10 手を止めて呼吸だけ。首と肩をふわっと」
○「01:40 さっきより少し広めに。いいね、そのまま」
○「02:30 ここで選んで。A(同じ)/B(少しだけ速く)」
○「03:00 水分一口。つづける/休む、どっち?」
5) うまくいかない時のリカバリ
●緊張で固まる:同じ指示を繰り返さず、「選択肢を1つにして時間指示に切替」。
●指示が刺さらない:形容詞をやめ、数値化(“あと20秒”“1/3の強さ”)。
●雰囲気が切れる:無理に戻さない。「今日はここまで。いい練習だった、ありがとう」で締める。
6) マナー&安全
●プライバシー:録音/録画は事前の明確な同意がない限りNG。
●健康配慮:体調不良・痛み・皮膚トラブル時は中止。
●尊重:プレイ名やカテゴリよりも、本人の感じ方を優先。ラベリングで縛らない。