ふうぞくとひとことで言っても、かたちや楽しみかたはさまざま。おみせごとに「できること」「できないこと」「おかねの考えかた」「あんしんの仕組み」がちがい、はじめての人ほど戸惑いやすい。ここでは、営業のかたちと代表的なしゅるい、みちしるべになる見かたを、やさしく整理していく。大前提として、各おみせのルールとほうれいを守ること、そして「本番行為はサービスとして提供されない」という点をしっかり覚えておこう。
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目次
さいしょに知っておきたい営業のかたち
店舗型
たてものの中で受付からたいけんまでが完結する。空間づくりや設備が整い、待ち時間がみじかいことも多い。風営法の時間帯にしたがって営業するため、よやく時間はあらかじめ確認しておくと安心。
無店舗型
待機所からホテルや自宅などへ出向く形。じぶんの空間で落ち着きやすい半面、交通費やホテル代などの別料金がかかることがある。にちじょうの延長のように利用できる気軽さが魅力。
受付型
まちあい所で手続きをして、近くのホテルなどでたいけんする方式。移動がすくなく、無店舗型より待ち時間が安定しやすい。
映像送信型
インターネット越しに映像や会話を楽しむしゅるい。対面の接客はなく、画面の向こうの世界で完結する。外出せずに安心して雰囲気を味わえる。
代表的なしゅるいのイメージざっくり地図
ソープランド
入浴やリラックスの流れを重視する店舗型の代表格。空間演出や滞在時間にゆとりがあり、店格によって料金帯や体験のていどがちがう。上位帯ほど接客のていねいさや非日常感づくりに力を入れていることが多い。あらためて言うが、本番行為はサービスにふくまれない。
デリバリーヘルス
無店舗型の代表。ホテルや自宅でまったり楽しめる。地域ごとにおみせ数が多く、コンセプトの幅も広い。交通費やホテル代の考えかたは店ごとに異なるため、予約前にしっかり確認を。
ホテルヘルス
受付所からすぐ近くの空間でたいけんするタイプ。動線がみじかく、写真確認や説明がていねいな店も多い。はじめての人にとって流れがわかりやすい。
ファッションヘルス
いわゆる店舗型の定番。受付からたいけんまですべて店内で完結しやすく、所要時間のコースも多段階。追加費用が読みやすいのが魅力。
イメージクラブ
コスチュームや設定で「なりきり」を楽しむ世界。非日常の演出が肝心で、シチュエーションの打合せが大切。店舗型も派遣型もあるため、動線や会計ルールを事前に把握したい。
オナニークラブ
鑑賞や見守りなど、比較的ライトな体験に特化したおみせ。料金はおさえめのことが多く、短時間でさっと発散したい人に向く。触れ合いの可否や範囲は店の規約に忠実に。
エム性感
受け身で責められる流れを楽しみたい人のためのしゅるい。演出や言葉かけの温度感がたいせつで、無理のない合意と合図の取り決めが鍵。細やかなコミュニケーションをいとわない人ほど満足度が高い。
エスエムクラブ
演出や道具、所作にこだわる専門店。安全と合意の管理が何よりも優先される。店側の説明やルールが明確で、かつ自分の理解が追いついているかどうか、予約前に必ずすり合わせよう。
ニューハーフ系
からだのようすやスタイルがキャストごとに異なるジャンル。楽しみかたの幅が広いぶん、プロフィールの読み込みと希望の共有が重要。どの店でもルールにしたがい、できないことを求めない姿勢が信頼につながる。
回春系エステ
マッサージとリラクゼーションを柱にしたしゅるい。落ち着いた空間でからだをほぐし、ゆるやかな流れで気分を切り替えたい人に向く。性的サービスの範囲は店のポリシーで差があるため、確認が欠かせない。
ピンクサロン
短時間でライトにふれあいを楽しむ場。個室ではなくブース形式が中心で、料金は比較的リーズナブル。滞在時間がみじかいぶん、事前の身だしなみとマナーが結果を左右する。
はじめてに向くえらびかた三か条
一 情報は公式と比較サイトの両輪で
料金の考えかた、追加費用の有無、写真の加工方針、キャンセルの取り扱いなど、公式の記載が明確かどうかをチェック。利用者の声は熱量にばらつきがあるため、点ではなく傾向を見る。
二 プロフィールは写真だけで判断しない
自己紹介文、日記、雰囲気の語り口は現場の空気に近いヒント。出勤の周期や得意な接客スタイルも手がかりになる。自分の希望と相手の得意が重なるほど満足度は高い。
三 電話対応のていねいさは店の鏡
質問に対する答えが早く、禁止事項や注意点を自発的に伝えてくれる店は信頼しやすい。「はじめてです」と素直に伝えると、流れをやさしく教えてくれるはず。不安を残したまま予約しない勇気も大切。
おかねの考えかた入門
基本料金
滞在時間やコースで決まる柱。店舗型は総額が読みやすく、無店舗型や受付型はホテル代や交通費が別に必要なことがある。
指名や延長などの加算
希望に合わせて上乗せが生じる項目。総額の見積もりを口頭できっちり確認する。あいまいな点を残さないのが安全。
支払いの流れ
受付時に全額、もしくは分割で支払う形など、店ごとにきまりがある。現金か電子決済かも確認しておこう。
ぜったい守るべきルールとほうれい
本番行為はサービスとして提供されない
これが大原則。求めたり強要したりしない。ルール違反は出禁やトラブルのもとになる。
年れい確認と届出の有無
健全なおみせは必要な届出や許可を掲示し、年れい確認も適切に行う。公式サイトや店内の表示を必ず見ること。違法店には近づかない。
撮影や録音の禁止
無断の記録行為は信用を損ない、重大なトラブルを招く。店の規約にしたがってふるまう。
安心のためのセルフチェック
からだ
入浴やはみがき、つめの手入れ、香りの強すぎない身だしなみ。体調がすぐれない日は無理をしない。
こころ
相手へのリスペクトをわすれず、要求ではなく相談の言葉を選ぶ。「これとこれはだいじょうぶ」「ここは不安」など短い合図を決めておくと、当日の会話もスムーズ。
ことば
「ありがとう」「たのしかった」が言える人は、また会いたい人になれる。トラブルがあれば感情的にならず、受付へ冷静に共有する。
初心者にすすめやすい入り口
でり系でじぶんに合う空気を探す
おみせ数と在籍数が多く、コンセプトの幅が広い。自宅派はまわりへの配慮を忘れず、ホテル派は立地と動線を重視。
箱型でさくっと短時間たいけん
所要時間が読め、総額もわかりやすい。空き時間でためしやすく、流れもシンプル。はじめての手順練習に向く。
回春系で緊張をほどきながら
まずはリラックスに身をゆだねたい人にぴったり。落ち着いた空間で、会話や所作のテンポをつかみやすい。
トラブル回避の小さな知恵
時間に余裕を
予約の十分前行動でこころのゆとりを確保。延長希望は早めに相談する。
希望は肯定形で
「こうしてほしい」を短く具体的に。「これはだめ」は最初に共有して、あとは任せる。
口コミの読み方
極端に良い悪いだけで判断せず、清潔感、説明の明確さ、時間管理など共通して語られる点を拾う。
おわりに
ふうぞく選びは、じぶんのからだとこころの取扱説明書をつくることに似ている。何に安心するのか、どんな距離感がうれしいのか、どこからが不安なのか。おみせのルールとほうれいを尊重しながら、すこしずつ言葉を増やしていけば、はじめてでも十分に満足できる。合意と配慮は最強の演出だ。無理のない予算、無理のない時間、無理のない気持ちで、あなたに合う一店を見つけてほしい。
